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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第26章 第二部【身代わりの王妃】 哀しみの果て
 春花はすすり泣きながら繰り返した。自分でも子どもじみているとは承知している。でも、本当にこんな怖い場所にはいたくない。
 あの男は今夜もまたここに来て、私を抱くと言った。昨日は一日中、あの男がいつ来るかと恐怖に震えて過ごしていたのに、来なかった。これで、もう私のことを忘れてくれたのかと―一度自分のものにしてしまったら、つまらない小娘だと飽きてしまったのだと安心していたのに。
 〝帰りたい〟と繰り返してみても、聞き届けられるはずもなく、金尚宮を困らせるばかりだとも知っていた。
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