この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第26章 第二部【身代わりの王妃】 哀しみの果て
 その笑顔を眺め、ユンは少年のように胸が時めくのを自覚した。こんな高揚した気持ちは実に久しぶりのような気がする。
 彼はしみじみと思わずにはいられなかった。大切な人なら、その笑顔を見られるだけで良い、側にいてくれるだけで良い。この歳になって初めて、見守るだけの愛があることを知った。
 たとえ身体を重ねることなくても、愛しい女を永遠に失ってしまうよりはよほど良い。
 花を眺めていた春花が振り向いた。
「ずっと気になっていることがあったのですが、一つだけお訊きしても良いでしょうか?」
「私で応えられることなら、何なりと」
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ