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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第7章 第二話 【桔梗の涙】 異変  
 お付きの孫尚宮は中宮殿の筆頭尚宮であり、なおかつ王妃が十五歳で嫁いできた頃からの腹心でもある。
 孫尚宮が恭しく問うのに、王妃はゆったりと首を振る。
「今は良い。しばらく書見を致すゆえ、その後で頂こう。私が良いと申すまで、誰も部屋には近づけぬよう」
「はい」
 孫尚宮は頷き、静々と下がっていく。
 そのときであった。表が俄に色めきたった。騒々しい気配に王妃は綺麗に整えられた眉をひそめる。
「いかがしたのだ?」
「中殿さま、国王さまのお渡りでございます」
 室外から女官の声が応えた。
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