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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第10章 第二話 【桔梗の涙】 切ない口づけ(キス) 
 ユンの初めての子を宿した昭容は、これ見よがしに大きな腹を突き出して後宮内を闊歩していた。恐らく明姫も何度かは見かけたやもしれず、一体、どんな想いで大きな腹をした昭容を眺めていたのか。
 それでも、昭容の生む子は彼にとっては初めての子であり、王室の待ち望んだ赤児であった。むろん王子であれば幸いであったが、ユン自身は男でも女でも健康な子であれば良いと考えていた。
 しかし、月満ちて四日がかりの難産で生まれた赤児は、既に息絶えていた。侍医の診立てによれば、恐らくは出産の過程で息絶えたのではないかということだった。
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