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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第10章 第二話 【桔梗の涙】 切ない口づけ(キス) 
「そなたという女は。自分がこれだけ弱っているというのに、まだ私の身を案じるのか?」
「私なら大丈夫です。ただ、立ち上がることがどうしてもできないので、このまま座ってお話し致しますが、どうかご無礼をお許し下さい」
「明姫―」
 ユンの声が震えた。幾筋もの涙がユンの頬をつたい落ちていった。
「どうして、こんなに弱ったのだ? 食事は食べているのか」
「はい、私は食欲旺盛なのだけが取り柄ですから」
 明姫は義禁府に来る前と同じ科白を繰り返した。しかし、ユンは見てしまった。
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