この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
 取りつく島もない態度に、明姫は黙り込んだ。これでは話をしようにもできない。そんな明姫を無視して、女は男に微笑みかけた。
「若さま、これから汁飯(クッパ)を作ろうと思いますの。お口には合わないでしょうが、いつものようにご一緒にいかがですか?」
 〝いつものように〟という部分だけが何故か強調されているような気がした。
 男は笑って首を振る。
「いや、今日は連れもいるし、これで失礼します」
「何だぁ、僕、宮女さまに宮殿のこととか、国王さまのこととか色々と訊こうと思ったのに」
 その無邪気な発言に、明姫はつい笑みを誘われる。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ