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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】 再会
明姫は改めて今の自分のあられのない格好に気づき、頬に朱を散らした。何も身につけない全裸、しかもユンの逞しい身体に大股開きで跨っている―。
「殿下、もう」
うつむき加減で消え入るような声で言うと、ユンがからかうように言う。
「もう、何?」
「お許し下さいませ」
「誰が誰を許せだって? 私も久々に愉しんだけど、明姫も気持ちよくなっただろう?」
「―」
明姫は到底応えることもできず、ますます頬を紅くしてうつむくばかりだ。ユンは既に吐精を終えたというのに、依然として固さを保ったまま明姫の内奥にとどまっている。
「殿下、もう」
うつむき加減で消え入るような声で言うと、ユンがからかうように言う。
「もう、何?」
「お許し下さいませ」
「誰が誰を許せだって? 私も久々に愉しんだけど、明姫も気持ちよくなっただろう?」
「―」
明姫は到底応えることもできず、ますます頬を紅くしてうつむくばかりだ。ユンは既に吐精を終えたというのに、依然として固さを保ったまま明姫の内奥にとどまっている。