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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再会 
 三度の絶頂を立て続けに迎えた明姫は、その直後、意識を手放した。ユンは久しぶりに満ち足りた想いで薄い夜具に横たわり、腕には明姫を抱いていた。
 半月前、明姫の顔を二年ぶりに見たときも思ったことだけれど、よくもこの女の顔をこんなにも長く見ずに過ごせたものだ。
 もう、離さない。彼は明姫を抱く腕に心もち力をこめた。たとえ都から馬を駆って一日を要したとて構うものか。これからは宮殿を抜け出して、ここに来よう。
 それにしても、と、彼は傍らの明姫を見つめ、その漆黒の髪を撫でた。あまりにも烈しい情交のせいで、明姫が気を失ってしまったのは実はこれが初めてではない。
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