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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再会 
―私は最早、国王殿下の側室でもお妃でもありません。
 きっぱりと言い切った明姫の心を知るのが怖かったからだ。だが、あれから半月の間、彼はいつも悶々とした心を抱えながら過ごさなければならなかった。
 もし、逢いにいって、明姫に拒絶されたら? あの愛くるしい瞳に嫌悪と憎悪を滲ませて、冷たく見つめられたら?
 そうされても仕方ないだけの仕打ちを彼女に対してした。その自覚が嫌になるほどあるのに、逢いたくて堪らず、我慢できなかった。それでも、拒絶されたときのことを考えると、怖ろしくて二度目に観玉寺を訪れる勇気をもてないでいた。
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