この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第13章 第三話 【観玉寺の廃妃】  涙の味
「ふぅ、この重さは少し腰に来るわね」
 明姫は独りごちると、握り拳でトントンと腰を叩いた。
「痛―」
 強く叩きすぎたのか、腰に痛みが走った。しかし、この痛みは何も大根を運んだからではない。数日前の夜を思い出し、明姫は思わず顔を赤らめた。
 あの夜、信じられないことにユン―国王殿下がこの山上の寺までやって来られたのだ。二年ぶりの再会は最初は夢かと眼を疑ってしまった。
 逢いたいと切ないほどに願い続けているから、御仏が一瞬見せて下された幻かと。だが、ユンは幻影ではなく、正真正銘の彼だった。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ