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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第13章 第三話 【観玉寺の廃妃】  涙の味
 後悔と言われて、一瞬、ユンとのことを考えた。二年前、彼の側を離れたのは正しかったのだろうか。今頃になって、そんなことを考えてしまう。
 だが、幾度考えてみても、あのときは自分がユンの側を離れるのが最善の道であった。あのまま明姫が彼の側にとどまり続けたら、王としての彼の立場はのっぴきならぬものになっていたはずだ。
 だから、これで良いと思うのに、その傍ら、彼の側を離れたこと自体は間違いであったのではとも思う。その男を愛しているなら、やはり絶対に離れるべきではないと今の明姫なら考える。特に数日前、ユンと再会してからは、その想いが強くなった。
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