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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「草野、ちょっといいか?」
パソコンに向かっていた私に春馬が声を掛けてくる。
顔をあげて春馬を見れば、俊樹さんとふたりして渋い顔。
私…何かミスったかな?
そう思いながらふたりの元に移動した。
「どうかしましたか?」
ふたりの後ろに立って聞いてみるとパソコンの画面を見せられた。
そこに映っていた物は…
「どっちがエロいと思う?」
「はぁ??」
思いっきり不機嫌な声をあげ、慌てて口を押えた。
「おまっ…声でかいって」
春馬に手を引かれて、ふたりの間にかがんだ。
「何してるんですか?」
少し怒った口調で問いただせば、春馬は知らん顔で説明しだした。
「それがさ。夏の水着を売ってたんだよな。それを見てどの水着がエロいかって話になって。俺はスクール水着が一番エロいと思うんだけど、立花の奴はビキニがエロいって言いだしたからさ。お前の意見聞きたくなった」
開いた口が塞がらないというのはこいうことなんだろうと初めて体験した。
眉間に皺を寄せて渋い顔をしてると思ったら、スクール水着とビキニをPCの画面に出してどっちがエロいか言い争っていたとは…ジロリとふたりを睨みつけたら春馬は相変わらず知らん顔、俊樹さんは少々バツが悪そうに眼を逸らす。
その姿が可愛くてクスッと笑ってしまった。
パソコンに向かっていた私に春馬が声を掛けてくる。
顔をあげて春馬を見れば、俊樹さんとふたりして渋い顔。
私…何かミスったかな?
そう思いながらふたりの元に移動した。
「どうかしましたか?」
ふたりの後ろに立って聞いてみるとパソコンの画面を見せられた。
そこに映っていた物は…
「どっちがエロいと思う?」
「はぁ??」
思いっきり不機嫌な声をあげ、慌てて口を押えた。
「おまっ…声でかいって」
春馬に手を引かれて、ふたりの間にかがんだ。
「何してるんですか?」
少し怒った口調で問いただせば、春馬は知らん顔で説明しだした。
「それがさ。夏の水着を売ってたんだよな。それを見てどの水着がエロいかって話になって。俺はスクール水着が一番エロいと思うんだけど、立花の奴はビキニがエロいって言いだしたからさ。お前の意見聞きたくなった」
開いた口が塞がらないというのはこいうことなんだろうと初めて体験した。
眉間に皺を寄せて渋い顔をしてると思ったら、スクール水着とビキニをPCの画面に出してどっちがエロいか言い争っていたとは…ジロリとふたりを睨みつけたら春馬は相変わらず知らん顔、俊樹さんは少々バツが悪そうに眼を逸らす。
その姿が可愛くてクスッと笑ってしまった。