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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「華?」
ソファーに座っている俊樹さんが私を呼ぶ。
そして手を伸ばして口を開いた。
「おいで、華」
私は、俊樹さんに飛びつき抱き付く。
「GWになったら教えてくれるの?」
コクコクと頷いてギュッと抱きしめる。
「じゃあ、許してあげる…それにしても今日の華は甘えただね。末っ子らしいね」
クスクスと笑いながら頭を撫でる俊樹さんに疑問がわいた。
「んっ??…俊樹さんに末っ子って言った?それに彩ちゃんの話したことあった?」
家族の話したことない…
ましてや海外にいる姉のことなんて話したことなどないはず…
「………酔っていて覚えてない?姉がいるってだけ聞いたことあるよ」
「そうなんだ…話してたんだ…1つ上でね。双子みたいに仲良しだったの。3年前に結婚して、旦那さんの仕事の都合で今はシンガポール。だから楽しみなの」
「そう…ゆっくりしておいで。それが終わったら、ふたりで温泉にでも行ってゆっくりしよう」
「うん」
GWに彩ちゃんに会えることと、その後に俊樹さんと旅行に行けることがうれしくて、俊樹さんの計画にはまったく気がついていなかった。
ソファーに座っている俊樹さんが私を呼ぶ。
そして手を伸ばして口を開いた。
「おいで、華」
私は、俊樹さんに飛びつき抱き付く。
「GWになったら教えてくれるの?」
コクコクと頷いてギュッと抱きしめる。
「じゃあ、許してあげる…それにしても今日の華は甘えただね。末っ子らしいね」
クスクスと笑いながら頭を撫でる俊樹さんに疑問がわいた。
「んっ??…俊樹さんに末っ子って言った?それに彩ちゃんの話したことあった?」
家族の話したことない…
ましてや海外にいる姉のことなんて話したことなどないはず…
「………酔っていて覚えてない?姉がいるってだけ聞いたことあるよ」
「そうなんだ…話してたんだ…1つ上でね。双子みたいに仲良しだったの。3年前に結婚して、旦那さんの仕事の都合で今はシンガポール。だから楽しみなの」
「そう…ゆっくりしておいで。それが終わったら、ふたりで温泉にでも行ってゆっくりしよう」
「うん」
GWに彩ちゃんに会えることと、その後に俊樹さんと旅行に行けることがうれしくて、俊樹さんの計画にはまったく気がついていなかった。