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遠い日の約束。
第6章 伝えたい想い
女将さんに促され母屋の中に入って、ソファーに座った。
冷たいお茶と一口サイズのお饅頭がでてきて、ホッとする。
古い建物だけどピカピカに磨きあげられていて古いというイメージはない。
逆に高級感がただよってくる。
「こちらに記入ください」
帳面を出して俊樹さんが記入していく。
名前の欄には立花 俊樹・華と連名でかかれてうれしくなった。
「簡単にご説明させていただきます。こちらは母屋になり、夕食・朝食はこちらでご準備させていただきます。お電話でお伺いたしておりましたが18時からで変更はございませんか?」
「ええ。その時間で結構です。」
「はい。では17:50分頃にお部屋までお迎えにあがります。あとは、吊り橋を渡った後でご説明申し上げますね」
「吊り橋?」
女将さんの説明で驚いて声を上げると、上品に笑いながら説明してくれる。
「当旅館の自慢の吊り橋でございます。母屋と宿泊棟を結ぶ渓谷にかけられた吊り橋は景色を楽しんでいただき、俗世との境界の役割を果たしております。」
「HPとかで見ないほうがいいと思って黙ってたんだよ。楽しみにしてて」
「さようでございましたか…では色々と楽しんでいただけると思いますよ。」
そう説明しながら、後ろで控えている仲居さんに鍵を渡した。
冷たいお茶と一口サイズのお饅頭がでてきて、ホッとする。
古い建物だけどピカピカに磨きあげられていて古いというイメージはない。
逆に高級感がただよってくる。
「こちらに記入ください」
帳面を出して俊樹さんが記入していく。
名前の欄には立花 俊樹・華と連名でかかれてうれしくなった。
「簡単にご説明させていただきます。こちらは母屋になり、夕食・朝食はこちらでご準備させていただきます。お電話でお伺いたしておりましたが18時からで変更はございませんか?」
「ええ。その時間で結構です。」
「はい。では17:50分頃にお部屋までお迎えにあがります。あとは、吊り橋を渡った後でご説明申し上げますね」
「吊り橋?」
女将さんの説明で驚いて声を上げると、上品に笑いながら説明してくれる。
「当旅館の自慢の吊り橋でございます。母屋と宿泊棟を結ぶ渓谷にかけられた吊り橋は景色を楽しんでいただき、俗世との境界の役割を果たしております。」
「HPとかで見ないほうがいいと思って黙ってたんだよ。楽しみにしてて」
「さようでございましたか…では色々と楽しんでいただけると思いますよ。」
そう説明しながら、後ろで控えている仲居さんに鍵を渡した。