この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠い日の約束。
第6章 伝えたい想い
腕を掴まれても指先は動くから鈴口をクルクルと撫でる。
「ンッ…」
しかめっ面をしながらも感じている吐息が耳に届く。
感じてくれているのが嬉しくて、5本の指で優しく包み込み動かす。
「…しなくていいから」
諭すように言われてもやめるつもりはない。
私の手で…口で気持ちよくなってほしかった。
「されるの嫌い?」
「嫌いじゃないけど…フーッ」
我慢しているのか、深く深呼吸をする。
「だったら拒まないで?お願い」
上目遣いでお願いする。
「ねっ?」
「そんなお願いの仕方…どこで覚えたの?誰に教わったの?」
俊樹の手が私の頬に触れ、人差し指で私の頬を撫でる。
瞳の奥に見え隠れする嫉妬心が分かった。
だけど、誰に教わったかと言うと…
「彩ちゃん」
そう彩ちゃんに教わった。
ふたりでお父さんにおねだりする時にふたりでやっていた。
「彩ちゃん?」
「うん。欲しいものがある時に、お父さんに買って攻撃してたよ。彩ちゃん小悪魔だから」
「あの子は…華は覚えなくていいからね…他の男にしてもダメ…分かった?」
「俊樹限定だね」
そういうと、諦めたように項垂れる。
「ンッ…」
しかめっ面をしながらも感じている吐息が耳に届く。
感じてくれているのが嬉しくて、5本の指で優しく包み込み動かす。
「…しなくていいから」
諭すように言われてもやめるつもりはない。
私の手で…口で気持ちよくなってほしかった。
「されるの嫌い?」
「嫌いじゃないけど…フーッ」
我慢しているのか、深く深呼吸をする。
「だったら拒まないで?お願い」
上目遣いでお願いする。
「ねっ?」
「そんなお願いの仕方…どこで覚えたの?誰に教わったの?」
俊樹の手が私の頬に触れ、人差し指で私の頬を撫でる。
瞳の奥に見え隠れする嫉妬心が分かった。
だけど、誰に教わったかと言うと…
「彩ちゃん」
そう彩ちゃんに教わった。
ふたりでお父さんにおねだりする時にふたりでやっていた。
「彩ちゃん?」
「うん。欲しいものがある時に、お父さんに買って攻撃してたよ。彩ちゃん小悪魔だから」
「あの子は…華は覚えなくていいからね…他の男にしてもダメ…分かった?」
「俊樹限定だね」
そういうと、諦めたように項垂れる。