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第7章 囚われた過去

「私も抱いてほしい…俊樹と交わりたい」

その私の一言で、俊樹は私を軽々と抱き上げ隣のベッドに移動する。
そこには、乱れたままのベッドが私たちを迎え入れる。
あんなにも激しく求めあったのに、また私たちは求めあう。
長年の想いを埋めるかのようにお互いにお互いを欲する。
そのままベッドの上に雪崩れ込み、俊樹の手が帯を解いて襟前を広げて露になった胸を優しく包み込むと、硬くなった乳首を吸いあげる。

「アッ…」

一瞬、頭が真っ白になるほど快楽が私の身体を駆け巡る。
吸い付きながら舌で転がし心地よい快楽だけを与えられ、もう片方の乳首は人差し指で転がされ、時には少し力強い力で揉まれた。
私はよがりながら、訪れる快楽を必死に受け止める。

「ハァハァ…アッ…」

どんどん私の息はあがり、その息遣いに声が乗る。
胸だけではなく他も触って欲しい。
先ほどからキュンキュンと疼いている場所を触って欲しいと足をモジモジし始めていた。
それに気がついたのか俊樹の手が乳首から離れ、触ってほしかった場所をひと撫でする。

「ヤッ…」

その指が花芽に当たりゾクリと背中を這う。