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遠い日の約束。
第1章 運命の出会い
「何を考えてる?余裕だな」

すぐに私の心がここにないことに気が付く。

「初めて…春馬に抱かれた時の事思い出してた…触れられるだけでゾクゾクして…今も変わらない…入れられても触られてもいないのに…イキそうになる…」

素直に口にすれば春馬は満足そうだった。

「俺も…興奮してる。何年たっても華以外の女には興味ないし、欲情しない…華の中だけに入りたい…入れて、いい?」

愛撫もしないで入れたいという。
ただそこにいるだけで私の身体は受け入れる準備はできていた。

「うん…その前にキスして」

そう懇願すると、春馬は先ほどより激しくキスをする。
舌を絡ませただけで、身体はビクッと反応し、春馬の唾液が媚薬のような効果を発揮し、完全に私は蕩けてしまう。
春馬は私をもっと蕩けさせるために、ゆっくりと身体に手を這わせてゾクゾクと快感を与える。
そして、春馬の手が愛液を絡め取り花芽に軽く触れ、回す様に愛撫する。
足の裏がモゾモゾと変な感覚して熱を帯びていく。
そうなれば私の身体がどうなるか私も春馬も知っていた。

「一度、イッて…」

耳元で息を吹きかけながら甘く囁かれると身体は悲鳴を上げる。
もう無理だと、全てを手放し押し寄せて来る波を受け止める。
春馬を握る手に力が入る。
身体を固くさせて、押し寄せる波を受け入れた。

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