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遠い日の約束。
第14章 想いの深さ
「それと…華はどこにいますか?高宮とどこで何をしてますか?電話で話してたから知ってるでしょう」

ソファーに座り彼女の頬に手を添え、ジッと見つめる。

「正直に話すのが一番だと思いますよ…あなたの人生を奈落に突き落とす写真は私が持ってますから」

スマホをちらつかせ、先程取った写真を思い出させる。

「立花さんの…家に…。…好きになった子…だから合意のもと…抱きたいと」

「合意?」

華が合意するはずがない。

「酔わ…せてでも…媚薬を…使ってでも合意に…持ち込む…と…」

クラリと眩暈がする。
酒や媚薬を使って追い詰めて、無理やり合意を取って抱く…
どこまで華の気持ちを無視すればいいのか。
それで、好きと言えるのか!!!

「篠原さん…それは合意とは言わないんですよ。強姦と言うんです。…犯罪なんです。好きだったら相手の気持ちを考えるべきではないんですか?」

「私は…ただ…あなたが好きで…」

恐怖で誰の事を話しているのか分からなくなっているようだった。
それならそれでいい。
それだけ恐怖を感じているということ。

「好きだったら何をしてもいいんですか?そんな女を好きになると本当に思ってるんですか!!」

声を荒げて追い込む。

「このことは、後でゆっくりと話しましょう。証拠は握っています。逃げられると思わないでくださいね。…くれぐれも高宮に話さないように…話したら分かってますね」

彼女は泣きながら頷くだけだった。
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