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遠い日の約束。
第16章 遠い日の約束。
「そうだね。部長にその後の事を聞いた時は後悔はした。けど、やっぱり後悔はしていないよ。だってね。これでずっと一緒にいられるんだと思うと嬉しかった。遠回りしてしまったけど、これで本当に離れることはないんだと思えてね。…そのおかげで今があるんだと思う。同じ年代に生まれて出会えた…あの時、ひとりで生きていたら同じ時代に生きられなかったかもしれない。だから後悔はしていない。美弥は…一緒に逝った事後悔してるの?」
敢えて私を美弥と呼ぶ。
「いいえ…葉月が後悔していないのなら、それでいいの。私もうれしかったから。こんな私でもまだ愛してくれてると伝わってうれしかった。後悔なんてしてない…」
私も美弥として答えると抱きしめられている腕に力が籠る。
「華…過去に囚われて生きるのは今日で終わりにしよう。私たちの姿を見て、ふたりもきっと喜んでいるよ。」
「うん…私が愛してるのは葉月じゃない…俊樹…あなたなの」
俊樹の腕を解いて、俊樹の方に身体を向け見つめる。
「私も…美弥じゃなくて華を愛してる…」
そう言って唇が重なった。
啄むようなキスをしながら、次第と深くなるキス。
葉月と美弥に見つめられながら、私たちは最高のキスを交わし、お互いを確かめ合うように舌を絡ませ合う。
それと同時に俊樹の手が私の身体を這う。
このまま一つになりたいと同じ事を思い、お互いの服に手をかけてボタンを外す。
敢えて私を美弥と呼ぶ。
「いいえ…葉月が後悔していないのなら、それでいいの。私もうれしかったから。こんな私でもまだ愛してくれてると伝わってうれしかった。後悔なんてしてない…」
私も美弥として答えると抱きしめられている腕に力が籠る。
「華…過去に囚われて生きるのは今日で終わりにしよう。私たちの姿を見て、ふたりもきっと喜んでいるよ。」
「うん…私が愛してるのは葉月じゃない…俊樹…あなたなの」
俊樹の腕を解いて、俊樹の方に身体を向け見つめる。
「私も…美弥じゃなくて華を愛してる…」
そう言って唇が重なった。
啄むようなキスをしながら、次第と深くなるキス。
葉月と美弥に見つめられながら、私たちは最高のキスを交わし、お互いを確かめ合うように舌を絡ませ合う。
それと同時に俊樹の手が私の身体を這う。
このまま一つになりたいと同じ事を思い、お互いの服に手をかけてボタンを外す。