この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
SEASON
第2章 春は出会いの季節
「…んっ……んあぁ……」
「そんなに身体ビクビクさせて…逃げられないってわかって興奮しちゃった?」
「ち…ちが……これは……ふぁっ…!」
耳たぶを甘噛みされ、つい甘い声が漏れてしまう
クチュ…とわざと音を立てながら耳を舐められ
脇腹では弱点をつくようにひやりとした手が動いている
「…ハ…んん……も…やだ………」
「やだとか言わないで、素直になれば楽かもよ…?」
悪魔のような囁きはふわりと広がって、全身を痺れさせていく
その痺れを追うように夏目の口が下りていく
優しく胸を這うくちびる
しかし焦らすようにその中心には触れてくれない
たまにかかる吐息がむず痒くておかしくなりそうだ…
「まだ我慢して…身体はこんなに素直なのになぁ」
「ひぁっ!!」
焦らし続けられたそこはあまりに敏感で
舐められただけで俺の理性を吹っ飛ばすには十分だった