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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
木々や遊具を見ながらのベンチは3つ共すでに座られていて、綾香は園内を周り場所を変える事にした。

会社に戻りデスクで食べる?
社員食堂はもう席空いてないかも…

歩いて10分、別の公園になるがひとつ空いていたベンチに座りお弁当を食べ始めた。

『つき合ってください』
綾香の後方左向こうから女性の声がしている。
いつもの公園も、この公園も周りはオフィスが立ち並ぶ場所、告白シーンがあっても不思議ではない。

『ご飯作れる?』
かすかに聞こえた返事。

『ど定番の肉じゃが?
作れなくても食べて帰れば問題ないし〜』
先ほどの女性が媚びるように笑っている。

『問題外…無理…』
男性は考える風もなく即答した。

『どうして!?』
女性は切なそうだがイライラした声に変わり、
男性が足早に去ろうとする靴音が後方から近づいたよう。

誰だか知らないけど告白の巻き添えだけは嫌、
向こうへ行ってくれないかな?
あたしは聞いてない!
見てない!

そんな風に綾香は食べる事に意識を向けて手作りのミニハンバーグを飲み込んだ。

だが靴音は綾香の左側に近づき周り込むかのように前側にくる。

『………!!』
息を呑み吐き出すような気配がしフッと笑う男性。

『例えばこんな玉子焼きがあんたに作れると言える?』
男性が綾香の持つ箸から玉子焼きを食べた。

あたしの玉子焼き――…

綾香は視界のスラックスと革靴から上を見上げた。

かっこいい…
だけどこの人も茶髪なのね…
茶髪………

『旨い…懐かしい味がする…』
男性が目を細めた。
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