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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
***

綾香は告白シーンを聞いたあの公園には行かずに金曜も、週明けの月曜もいつもの公園でお弁当を食べた。
コビーをした書類をホッチキスで留め人数分を抱え部署に戻る。

『柳瀬部長、コビー置いておきます』
『あぁ』
鳴り出した電話に出る柳瀬は綾香の上司である。

『先日の件……もう一度検討をっ、お願いしますっ……』
数分の会話の後柳瀬は項垂れ周りからはため息。
首を傾げるのは綾香だけになりデスクに戻ると吉川が教えてくれた。
『依頼し続けている成澤コーポレーションが首を縦にふらないんだって、
あそこが取れると後々違うから』
『詳しいんですね』
『情報通でなくちゃ、
仕事を円滑にまわす為に必要最低限の知識さ』
『………』
『森部さんパソコンやコビーだけが仕事じゃないんだし、
しっかりしなくちゃ来年の新入社員に抜かれてしまうよ』
『………』

吉川くんが知っててあたしが知らない事…
ショックだった!

―――
――

とある日の11時、部署内は社内行事でデータ編集や雑誌掲載に至るまでのミーティングをする社員で多忙を極めた。

『今日はランチに行ってる暇等ないな』
パソコンから顔をあげ壁掛けの時計を見てため息の男性社員。

『先輩俺が車出しましょうか?』
吉川だった。

数分後、
綾香はその吉川の車に乗り人数分のお弁当とお茶・デザートまで購入した帰りになる。

あの公園近くの広い敷地内駐車場へと入ってく。

場所は見上げる20階、
成澤コーポレーション。

何故、柳瀬部長ではなく吉川くんが?
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