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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
まだ済んでいない?
ご飯を食べるならお1人でどうぞっていう感じなのに、あの容姿なら誰か寄って来そうな…さっきもお誘い受けていたわ。

ここに居ては落ち着かない…
終わっていない話なら柳瀬部長に電話をして話し合えばいいっ、あたしにはこの会社には用なんかないっ。

なんとか会社に帰らないとÁ先輩にも何を言われるかわからない、、、。

綾香は意を決して茶髪イケメンの側を通り抜け内心たかだか1人の男性の側をすり抜けるだけでこんなに神経を使うのだろうと相手を睨みたくなった。

すり抜けた事で1階への階段に向けて歩きさえすれば出られる!
会社に帰れる!

安堵して歩き始めた時肩に手を添えられた瞬間グイッと引き止められた気がして寒気を感じた。

『まだ済んでいない』

『まだ終わっていない話なら柳瀬部長に電話をかけていただければーーー』

『柳瀬ではない、とぼけないでほしい』

『私はもうギリギリで貴方の話を聞く気力がないので帰してください』

柳瀬部長や吉川くんやÁ先輩が言うようにあたしは仕事等出来ないから、これ以上いじめないでください…!

帰って布団にくるまりたい…
何も考えず眠りたい…
早く帰りたい…
ううん、コピーでもとにかくうちの仕事をやってから布団は後回しだからっ!

『ギリギリ?君を責めたり攻めたりしていないのに?………可哀想だから1つだけ質問に答えてもらえたら帰してあげる』
そう言い終えると彼は彼女を別室のドアを開け暗い室内へと押し込める。

パチッと照明がつけられ綾香は、眩しくて目をつむった。

彼は逃げられないようドアに寄りかかった。

『柳瀬でもない君にしか答えられない質問だから安心して答えてほしい』

柳瀬部長でも答えられない質問?
あたしにも出来る仕事なの?


『質問、というより確認。彼氏が出来たようだけど宮川春樹ではないね?』
彼は腕組みし意地悪く笑った。

宮川春樹?
思い出したくない…
何故、なんでこの人が宮川くんを知っているの?

ううん、この質問は宮川くんの事を言っているわけではないわ…
だったら?大学の先輩のこと?
フリーターの先輩にこんなイケメンの知り合いがいるなんて聞いた事なかった。

『先輩を知って?』
まるで不釣り合いだと首を振り質問する。

『先輩?知るわけない、だけど駅前で見かけた君といた男が彼氏という訳か』

ええ?


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