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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
帰宅したのはタクシーで1時間走った実家になり、
青山団地前バス停で降りて歩いた。

「あたしはお母さんに似なくて幼児体型ね」
と高校生思春期ならではの呟きを励ますかのように娘の肩を抱いた、
今でもボンキュボンのスタイルのいいのり子が出迎える。

「お母さんもね綾香と一緒で悩んだわ、
だけどそのうち成長するから安心しなさい」
そう言われたとうり大学に入って大人の体型へ変わり始めている。

ウエストが少し引き締まり胸も少しだけサイズが変わった。

『今から帰るなんて電話…何かあったの?』
綾香は肩を抱いてくれる母親・のり子に安らぎを感じて安堵し「お母さん」と呟いた。

『綾香お父さんも迎えにきているんだぞ、
母さんばかりに甘えないで父さんにも寄り添っていい』
娘のバッグを持ち手を繋ごうとする父親・稜に綾香は苦笑した。

『ねぇ…お父さん、お母さん…お互いに今でも好きなの?』

『もちろん』
2人の息がピッタリなくらいに揃う答え。

いいな…
こんな恋愛…
大人になっても子供がいてもはっきりと好きだと言える恋愛がしたい…

『隣の慎吾ちゃんはもうすぐお父さんね?
佐伯あゆみがお母さんか…』
『バレーが出来るくらいを望んでるんですって』

6人?
あぁ慎吾ちゃんバレー愛は変わってない。
結婚に向かなそうだった佐伯あゆみがお母さん…
しかも隣人になる………
5ヶ月でつき合いも終わった初彼の慎吾ちゃんとは合わなかったけど、
一緒に帰っていたあたしへ佐伯あゆみから嫌がらせを受けた事が懐かしい。

みんな成長しているのね…変わらないのはあたしだけ…
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