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依存体質
第2章 杏のご奉仕
「こんにちは!始めまして、京川樹です。宜しく」
「こんにちは、杏です。ご活躍はかねがね聞いております」

「あはは、よして下さい!俺はただの父の付き添いですよ、金魚のフン!」
「まぁっ!ふふふっ」

年齢26歳、身長178cm
京川財閥の長男、京川樹(きょうかわ いつき)。

性格は明るく社交的
顔は…そこそこ良いかもしれない。
とにかくさわやかで、私には少し眩しい。

そんなことを考えながら京川父と樹を案内すると、
早速商談が始まった。

「京川さん、今回はこちらにお越しいただくようになりすみませんね」
「いやっ!気にしないで下さい。大森さんの邸宅のほうが立派ですからやりがいが出ますよ、ははは」
「そうおっしゃってもらえると、手入れを徹底している甲斐がありますな!気分が良くなったところで商談と移りましょうか?京川さん」
「はい、ぜひお願いします」

私はいつものようにペコリと頭を下げて、
部屋からそっと出て行った。
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