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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園
その夜、月城は離山のとある別荘の前で、佇んでいた。
こじんまりしているが、スイスの山荘風の洒落た建物だ。
庭が広く取られていて、白樺の木が別荘を覆い隠すようにしてあるせいか、どこか隠れ家めいた風情もある…不思議な建物であった。
仄かに灯るランプが暖かく扉を照らしていた。

月城はそっと扉をノックした。
ほどなくして、扉が内側から音もなく開かれる。
「…お帰り、月城…」
夜に咲く白い花のように密やかに、暁が貌を覗かせた。
「…暁様…。こんばんは」
月城は静かに微笑った。


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