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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第4章 ハニームーン・ペーパームーン 〜蜜・月・旅・行〜
「…もう…こんなに…?」
暁の艶かしい眼差しが月城を見上げる。
湯の中で、男の雄々しく聳り勃つ牡が揺らめく。
白くほっそりとした美しい指が愛しげに包み込む。
「貴方に触れるとすぐにこうなる。…貴方が欲しくて…」
暁の濡れた髪を掻き分け、上気した耳朶を噛む。
暁は目を閉じながら、男の性器を愛撫する。
滑らかななめし革のような雄蕊にはごつごつと血管が浮きでていて、ずきずきと脈打つ様が掌に伝わる。
月城の牡はこれ以上昂らせる必要がないほど硬く屹立していた。
暁は薄紅色の可憐な唇を半開きにし、紅い舌で下唇を舐めた。
その禍々しいほどに妖艶な表情に月城はぞくりと背中を震わせる。
暁が大理石の浴槽の縁に手をつき、腰を浮かせる。
男の牡を片手で持ち、己れの双丘の奥…まだ腫れの引かぬ薄赤い花環の中心に当てがう。
月城が下から宥めるように押しとどめる。
「…だめです。…いきなりでは貴方が怪我をする。…馴らさなくては…」
「…だいじょうぶ…まだ…君の…像を…覚えているから…」
潤んだ黒い瞳が月城に笑いかける。
「…可愛いひとだ…」
月城は暁の白く滑らかな頬を撫でる。
「…あっ…!…んんっ…は…あ…ぁ…んっ…」
名刀のような鋭い切っ先が暁の熟れた後孔の入り口に突き刺さる。
「…んんっ…!…ああ…かた…い…っ…」
肩で息をしながら、愛おしい男の牡を飲み込もうとする。
湯の滑らな水分と、男の先走りの液が潤滑油代わりになり、通常よりはスムーズに挿入が果たせる。
…だが月城の牡は長大で逞しく、暁の細い花筒を目一杯広げながら侵入してくるのだ。
暁はか細い身体を震わせながら、もっと奥深くまで牡を飲み込もうと懸命に腰を揺らめかす。
優しい形の眉が苦しげに寄せられ、息を弾ませる。
「…ああ…お…っき…い…んん…っ…あつ…い…すご…い…」
無意識に漏らす素直な言葉が幼げで、妙にいやらしく響く。
「…ああ…貴方の中は…狭くて…滑らかで…何て気持ちがいいんだ…」
月城が端正な眉を寄せ、低く呻く。
婀娜めいた色香の滲む貌を見て、暁は挿入の痛みが薄れ…次第に下肢が痺れだすのを感じる。
「…はいった…ぜん…ぶ…」
震える指で己れの後孔に触れる。
月城の逞しい性器の根元と夏草の如く生い繁る茂みに触れ、暁はあえかな溜息を吐く。
「…ぜんぶ…ここに…はいってる…」
白く薄い下腹部を愛おしげに撫でさすり、瞼を閉じる。
暁の艶かしい眼差しが月城を見上げる。
湯の中で、男の雄々しく聳り勃つ牡が揺らめく。
白くほっそりとした美しい指が愛しげに包み込む。
「貴方に触れるとすぐにこうなる。…貴方が欲しくて…」
暁の濡れた髪を掻き分け、上気した耳朶を噛む。
暁は目を閉じながら、男の性器を愛撫する。
滑らかななめし革のような雄蕊にはごつごつと血管が浮きでていて、ずきずきと脈打つ様が掌に伝わる。
月城の牡はこれ以上昂らせる必要がないほど硬く屹立していた。
暁は薄紅色の可憐な唇を半開きにし、紅い舌で下唇を舐めた。
その禍々しいほどに妖艶な表情に月城はぞくりと背中を震わせる。
暁が大理石の浴槽の縁に手をつき、腰を浮かせる。
男の牡を片手で持ち、己れの双丘の奥…まだ腫れの引かぬ薄赤い花環の中心に当てがう。
月城が下から宥めるように押しとどめる。
「…だめです。…いきなりでは貴方が怪我をする。…馴らさなくては…」
「…だいじょうぶ…まだ…君の…像を…覚えているから…」
潤んだ黒い瞳が月城に笑いかける。
「…可愛いひとだ…」
月城は暁の白く滑らかな頬を撫でる。
「…あっ…!…んんっ…は…あ…ぁ…んっ…」
名刀のような鋭い切っ先が暁の熟れた後孔の入り口に突き刺さる。
「…んんっ…!…ああ…かた…い…っ…」
肩で息をしながら、愛おしい男の牡を飲み込もうとする。
湯の滑らな水分と、男の先走りの液が潤滑油代わりになり、通常よりはスムーズに挿入が果たせる。
…だが月城の牡は長大で逞しく、暁の細い花筒を目一杯広げながら侵入してくるのだ。
暁はか細い身体を震わせながら、もっと奥深くまで牡を飲み込もうと懸命に腰を揺らめかす。
優しい形の眉が苦しげに寄せられ、息を弾ませる。
「…ああ…お…っき…い…んん…っ…あつ…い…すご…い…」
無意識に漏らす素直な言葉が幼げで、妙にいやらしく響く。
「…ああ…貴方の中は…狭くて…滑らかで…何て気持ちがいいんだ…」
月城が端正な眉を寄せ、低く呻く。
婀娜めいた色香の滲む貌を見て、暁は挿入の痛みが薄れ…次第に下肢が痺れだすのを感じる。
「…はいった…ぜん…ぶ…」
震える指で己れの後孔に触れる。
月城の逞しい性器の根元と夏草の如く生い繁る茂みに触れ、暁はあえかな溜息を吐く。
「…ぜんぶ…ここに…はいってる…」
白く薄い下腹部を愛おしげに撫でさすり、瞼を閉じる。