この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第7章 聖夜
いじらしい暁をこの上なく大切に愛おしみたい気持ちと、このいつまでも変わらない穢れのない白い花のような暁を無理やり蹂躙したい情動がせめぎ合う。
「暁…!」
月城は暖炉の炎に照り輝く妖しい花のような暁の魔に魅入られるかのように、激しく律動を繰り返す。
暁の華奢な身体が壊れそうになるまで熱く硬い雄蕊を最奥に突き入れる。
「…ああ…も…むり…そんな…!」
啜り泣く暁を強く抱きしめる。
「貴方の身体の奥に私を刻みつけさせてくれ…。何度でも…」
息を乱しながら暁がうっとりと月城を見上げる。
「…いい…森…」
「…何度でも…貴方を壊して…そしてまた新しい貴方を愛するから…」
「…し…て…何度でも…愛して…」
「…暁…!」
暁の珊瑚色に染まった後孔からは月城の名刀のような硬く剛い雄蕊が律動するにつれ、白く泡立つ牡液の淫らな水音が二人の弾む息の音に混ざり、静かな居間に淫靡な色を濃く落とす。

「…は…ああ…っ…ん…いい…っ…すごく…」
「…どこが…いいの…?」
桜色に上気した耳朶を噛みながら尋ねる。
「…おく…森の…かたいのがあたって…すごく…いい…」
息を弾ませながら譫言のように囁く。
「暁の中も…すごく熱い…。熱くて狭くて…よく締め付ける…素晴らしい身体だ…」
熱い吐息と共に鼓膜に送り込まれ、暁は瞼を閉じる。
月城の牡は容赦なく暁の狭い淫肉を犯し、最奥を力強く突いては返す。
その荒々しい律動に、暁は我を忘れる。
「…ああ…いい…っ…森の…が…また…おおき…くな…っ…んんっ…すごく…かた…い…はあ…ああ…んっ…!」
薄紅色の唇から漏れる言葉は、普段は楚々として臈丈た暁が口にするとはとても思えない淫らな言葉だ。
その品の良い美貌が淫乱な色に染まる様が、月城には堪らないのだ。

/954ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ