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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第11章 海に映る星と月

禍々しくも尊大で美しい刀のような牡の先端にそっとくちづける。
火傷しそうな熱さとどくどくと脈打つ血管に暁は早くも熱い吐息を漏らす。
子どもが好物のキャンデーを与えられたかのように薄い舌を懸命に使い、男の雄蕊を口淫する。
「…んっ…は…あ…っ…ん…」
愛する男の牡を舐めているだけで、下肢に甘く膿んだような熱が溜まり、思わず腰を揺らめかせてしまう。
月城のひんやりとした手が暁の双丘を撫で回す。
「…そんなに欲しいのですか…?」
「…んんっ…ほし…い…つきしろ…の…すき…」
月城が薄く笑い、暁の顎に手を掛け大きく口を開くように促す。
「さあ、お口を大きく開けて…咥えて…」
素直に唇を開き、喉の奥まで男の男根を迎え入れる。
「…はあ…んんっ…ああ……ん…」
男の牡は余りにも長大で、完全に口内に納めきることは不可能だ。
だから暁は懸命に舌を遣い唇を窄め、両手で根幹をやわやわと扱き、快楽を与えるべく奉仕する。
ほどなくして、暁の頭上からは月城の色香を含んだため息が聞こえてきた。
「…ああ…口淫がお上手になりましたね…昔はとてもたどたどしかったのに…」
男に褒められ、暁は上目遣いで見上げ、目元を潤ませて微笑む。
「…うれし…い…」
一途に口淫を続ける暁の髪を愛おしげに撫でながら、絹のように滑らかな声が尋ねる。
「…暁様は口でするのがお好きですね…なさりながらこちらの方がもう濡れておられる…」
男のもう一方の手が、暁の健気に勃ち上がった花茎を握りしめ、蜜口から滴り落ちる花の蜜を塗すように広げる。
「…んんっ…は…あ…ん…」
暁は思わず身を捩り、甘く喘いでしまう。
「…男のこれを咥えるのがお好きでしょう…?…まるで淫乱な雌のようだ…」
冷酷な言い方をされても、月城なら許せる。
…月城の為なら淫らな雌に堕ち、すべてを捧げて奉仕したいと思うからだ。
「…すき…月城の…これ…だい…すき…」
「どこがそんなにお好きなのですか…?」
花茎を弄りながら淫らな質問をする。
暁は必死に舌を遣いながら、素直に答える。
「…おおきくて…かたくて…つきしろの…せい…いい匂いがして…たまらない…」
「精液の匂いがお好きなのですか…?」
暁は黙って頷く。
男の欲望の樹液の匂いと味が口内に広がり、暁を恍惚へと導く。
…いやらしい自分…男の牡液で欲情する…淫らな自分…。
…淫乱な…はしたない…雌だ…。
火傷しそうな熱さとどくどくと脈打つ血管に暁は早くも熱い吐息を漏らす。
子どもが好物のキャンデーを与えられたかのように薄い舌を懸命に使い、男の雄蕊を口淫する。
「…んっ…は…あ…っ…ん…」
愛する男の牡を舐めているだけで、下肢に甘く膿んだような熱が溜まり、思わず腰を揺らめかせてしまう。
月城のひんやりとした手が暁の双丘を撫で回す。
「…そんなに欲しいのですか…?」
「…んんっ…ほし…い…つきしろ…の…すき…」
月城が薄く笑い、暁の顎に手を掛け大きく口を開くように促す。
「さあ、お口を大きく開けて…咥えて…」
素直に唇を開き、喉の奥まで男の男根を迎え入れる。
「…はあ…んんっ…ああ……ん…」
男の牡は余りにも長大で、完全に口内に納めきることは不可能だ。
だから暁は懸命に舌を遣い唇を窄め、両手で根幹をやわやわと扱き、快楽を与えるべく奉仕する。
ほどなくして、暁の頭上からは月城の色香を含んだため息が聞こえてきた。
「…ああ…口淫がお上手になりましたね…昔はとてもたどたどしかったのに…」
男に褒められ、暁は上目遣いで見上げ、目元を潤ませて微笑む。
「…うれし…い…」
一途に口淫を続ける暁の髪を愛おしげに撫でながら、絹のように滑らかな声が尋ねる。
「…暁様は口でするのがお好きですね…なさりながらこちらの方がもう濡れておられる…」
男のもう一方の手が、暁の健気に勃ち上がった花茎を握りしめ、蜜口から滴り落ちる花の蜜を塗すように広げる。
「…んんっ…は…あ…ん…」
暁は思わず身を捩り、甘く喘いでしまう。
「…男のこれを咥えるのがお好きでしょう…?…まるで淫乱な雌のようだ…」
冷酷な言い方をされても、月城なら許せる。
…月城の為なら淫らな雌に堕ち、すべてを捧げて奉仕したいと思うからだ。
「…すき…月城の…これ…だい…すき…」
「どこがそんなにお好きなのですか…?」
花茎を弄りながら淫らな質問をする。
暁は必死に舌を遣いながら、素直に答える。
「…おおきくて…かたくて…つきしろの…せい…いい匂いがして…たまらない…」
「精液の匂いがお好きなのですか…?」
暁は黙って頷く。
男の欲望の樹液の匂いと味が口内に広がり、暁を恍惚へと導く。
…いやらしい自分…男の牡液で欲情する…淫らな自分…。
…淫乱な…はしたない…雌だ…。

