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寝取られ妻 3
第2章 シーン 2
 駅のホームには人が溢れていた。朝の出勤時ほどではないけれど、この路線は痴漢が多く出没することで有名になるほど朝晩の混雑がひどい。その混雑するホームであたしは大輔を待っていた。大輔と一緒に帰るためではない。第一今日の私を見ても大輔はあたしとは気がつかないだろう。
 今朝大輔を送り出してあたしは午前中に美容室で髪を染めた。ブロンドに染めたかったのだけれど、一回では綺麗な金髪にはならないらしく何回か染めないといけないと言われ今日は明るいミルクティーにした。染めた髪の上から被るヘアーウィッグも装着してみたけれど、染めた下地の髪は完全に隠れて全く分からない。これなら普段仕事に行くのも安心できる。美容室から帰るとすぐにシャワーを浴び、裸のまま丁寧に全身に乳液を塗り込める。
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