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第8章 シーン　8

「そう言ってくれるとあたしも嬉しいわ。でも指名するのはあたしを通してね。」
「勿論、美奈ちゃんの顔をつぶすような事したら後が怖くて。」
「まーたあ、全然そう思ってないでしょ。」
「いえいえ、俺は美奈ちゃんのしもべだから安心して。」
「そーお、裏切ったらひどいわよ。」
「わーかってます。所でこの子がさっき言ってたパーティコンパニオンもやるって子なの？」
「そうよ、良い子でしょ。」
「いいねえ、でもさ、ちょっとコンパニオン料金高くない？」
「コンパニオン料金？」
「あ、詩織にまだ言ってなかったわね。たーさんにたまにはいつも自慢している接待でこの店使ってって言ったのよ。そうしたら今接待しようと思ってる人がこう言うセクシー系の店は苦手だって言うから、それならこの間詩織ちゃんとやったみたいにパーティーコンパニオンの設定で接待したらって言ったのよ。あのスペシャルショーも込みでね。それで二人で十五万って言ったら高いって言うのよね。」