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寝取られ妻 3
第9章 シーン 9
開かれたドアを入ると、最初に目に入って来たのは正面の窓が床までのガラス張りになっており、その向こうに最上階に近いレストランの高さから見る美しいネオンがちりばめられたような輝く夜景だった。
「綺麗!」
美奈が声を上げる。
「素敵ねえ・・・」
あたしもお客様に挨拶する事も忘れて眼前の宝石の海の様な夜景に目を奪われた。
「ようこそ美奈ちゃん、詩織ちゃん。」
はっとして部屋の真ん中のテーブルに腰をおろしている高原さんといつも見ている上司、今日の主役の浅田部長に目を向ける。
「ごめんなさい、あまりに夜景がきれいだったもので。」
「君たちが来るのに合わせて照明を絞って夜景がよく見えるようにしておいたんだよ。」
高原さんの心遣いは宴会の接待に慣れた営業のプロを思わせる。その心遣いのおかげでまだ明るい照明の下で浅田部長に直接見られてはいない。すこし動揺している事が分かる。声は大丈夫だろうか。地声が出てしまう事が一番不安になる。
「綺麗!」
美奈が声を上げる。
「素敵ねえ・・・」
あたしもお客様に挨拶する事も忘れて眼前の宝石の海の様な夜景に目を奪われた。
「ようこそ美奈ちゃん、詩織ちゃん。」
はっとして部屋の真ん中のテーブルに腰をおろしている高原さんといつも見ている上司、今日の主役の浅田部長に目を向ける。
「ごめんなさい、あまりに夜景がきれいだったもので。」
「君たちが来るのに合わせて照明を絞って夜景がよく見えるようにしておいたんだよ。」
高原さんの心遣いは宴会の接待に慣れた営業のプロを思わせる。その心遣いのおかげでまだ明るい照明の下で浅田部長に直接見られてはいない。すこし動揺している事が分かる。声は大丈夫だろうか。地声が出てしまう事が一番不安になる。