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第6章 シーン　6

「えーどうだろ。あたし経験ないから。」
「また、ぶりっこのふりして。最近の子がフェラチオくらいしてない訳がないじゃない。」
「そうなんですか？」
「そうさ、いまどきフェラチオくらい女子高生、いや中学生だって当たり前に彼氏のちん○咥えてるよ。」
「やだあ。」
「あれさあ、口に咥えているとなんか興奮してくるんだって？」
「えー、信じられない。」
　信じられる。男性のシンボルを舐め、その肉の弾力を唇で確かめながら、男性が感じて声を漏らすのは確かに快感だ。
「男性の性器を口で愛撫していると、堪らなく愛おしくなるってキャストの誰かが言っていたなあ。」
「愛おしくなるんですか？」
「詩織ちゃんはフェラしてて愛おしくはならない？」
「あたし経験ないから。」
　男性の肉の凶器を口腔内に納める行為はあたしは好きだと思う。