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隠密の華
第13章 十二
そのまま早急に白夜から唇へ口付けられ、私は目を閉じた。
同時に口内へぬるついた舌を差し込まれ、舌へ絡められると、ゾクッと全身を甘く痺れさせる。
「ん……っ……」
着物の前部も開かれて、露になった両胸を大きな掌で掬い上げられ、揉み回される。
深い口付けで息苦しくありながら両胸を丁寧に揉みしだかれると、悶えたまま眩暈がした。
「んっ……う……」
喉奥へ伸ばされる舌には更に眉を潜め、唇が離れるのを待つ。
口内をかき混ぜられると体から力が抜けるも、不思議と理性はしっかり保てていた。