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ジャンクフードでできている
第14章 エレクトリック
あまりに寒いのでストーブをつけた
ダルマストーブ
その火を見ると冬という季節を思い出す
雪が降れば、しんしんと
そう、しんしんと
降り積もり
積もった雪は
音を吸い取る
この世界に飛び交っている音を
吸い取って、消し去る
音のない世界
音もなく、しんしんと
ただ、しんしんと
雪は降る
ストーブの火は
とてもオレンジで
この静かでしんしんとした世界に
ただひとつの暖かさであるかのような
その錯覚と真実に
もう一度、身震いして
寒いね
「北風にふかれている」
ダルマストーブ
その火を見ると冬という季節を思い出す
雪が降れば、しんしんと
そう、しんしんと
降り積もり
積もった雪は
音を吸い取る
この世界に飛び交っている音を
吸い取って、消し去る
音のない世界
音もなく、しんしんと
ただ、しんしんと
雪は降る
ストーブの火は
とてもオレンジで
この静かでしんしんとした世界に
ただひとつの暖かさであるかのような
その錯覚と真実に
もう一度、身震いして
寒いね
「北風にふかれている」