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ジャンクフードでできている
第17章 地球儀
だるまストーブでもちを焼く
おいしい
もちの表面が乾いて固くなり
中に圧がかかって
表面が割れて一気に噴き出す
柔らかく白いもち
膨れ上がって
やがて、弾ける
そうして放置すれば、しぼんでしまう
まるで何かの情熱のようだ
菜箸をもって
転がす
砂糖醤油につける
じゅん、という
そうして、焦げたかりかりと
柔らかく馴染んだもちもちと
香ばしさの中に優しさを含んだしっとりと
熟成した
あなたを口に入れる
初めの一口は
かり、もち、しっとり
が同時に
そうして噛み入れて
引き伸ばせば
のびる、のびる
のびて、のびて
粘度高く
美しく
だるまストーブで
もちを焼く
おいしい
外はとても寒くて
雪がふっているのだ
「否が応でも月日は過ぎる」
おいしい
もちの表面が乾いて固くなり
中に圧がかかって
表面が割れて一気に噴き出す
柔らかく白いもち
膨れ上がって
やがて、弾ける
そうして放置すれば、しぼんでしまう
まるで何かの情熱のようだ
菜箸をもって
転がす
砂糖醤油につける
じゅん、という
そうして、焦げたかりかりと
柔らかく馴染んだもちもちと
香ばしさの中に優しさを含んだしっとりと
熟成した
あなたを口に入れる
初めの一口は
かり、もち、しっとり
が同時に
そうして噛み入れて
引き伸ばせば
のびる、のびる
のびて、のびて
粘度高く
美しく
だるまストーブで
もちを焼く
おいしい
外はとても寒くて
雪がふっているのだ
「否が応でも月日は過ぎる」