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溺れる金魚
第17章 無実の罪
「言え!誰に付けられたんだ!」
それでも黙り込む紗良に対して怒りが増す。
大声を出す度に鈍痛が頭を襲うがそんな事はどうでも良かった。
ただ、自分だけが彼女は貞操を守っていると思い込んでいたのが悔しかった。
裏切り。
そんなもの、あるはずがないと信じていた。
清楚を装いながら、自分の知らないところで知らない男に抱かれて淫らに悦んでいたのか!
まだ、自身ですら聞いた事の無い喘ぎ声を他の男には聞かせていたというのか。
「服を脱げ。他には付いていないのか俺に見せてみろ。早く脱げ!!」
怒りのこもった大きな声に紗良の肩は縮み上がり、萎縮してブラウスのボタンをすがるように握った。
それを見て、更に佐野の怒りが増す。
それでも黙り込む紗良に対して怒りが増す。
大声を出す度に鈍痛が頭を襲うがそんな事はどうでも良かった。
ただ、自分だけが彼女は貞操を守っていると思い込んでいたのが悔しかった。
裏切り。
そんなもの、あるはずがないと信じていた。
清楚を装いながら、自分の知らないところで知らない男に抱かれて淫らに悦んでいたのか!
まだ、自身ですら聞いた事の無い喘ぎ声を他の男には聞かせていたというのか。
「服を脱げ。他には付いていないのか俺に見せてみろ。早く脱げ!!」
怒りのこもった大きな声に紗良の肩は縮み上がり、萎縮してブラウスのボタンをすがるように握った。
それを見て、更に佐野の怒りが増す。