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溺れる金魚
第24章 極甘な夜
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「……ぁあっ!っ。紗良……」
「気持ち、良いですか?」
「ああ。凄く良い……っく」
眉が寄り苦悶の表情を見せる。
あっ、この事だ……。
彼も前に言っていた。
その苦痛の表情が堪らない、と。
彼のその表情を私が作った。
そう思うだけで紗良の胸がきゅうっと締め付けられる。
「崇志さん……の、食べても良い?」
そう聞くのすら恥ずかしいのに、言わずにいられない。
熱い息を漏らしながら紗良は伏し目がちに彼に問う。
その途端に手の中のそれが急に質量を増す。
「紗良……」
彼のキスにも熱が籠る。
「気持ち、良いですか?」
「ああ。凄く良い……っく」
眉が寄り苦悶の表情を見せる。
あっ、この事だ……。
彼も前に言っていた。
その苦痛の表情が堪らない、と。
彼のその表情を私が作った。
そう思うだけで紗良の胸がきゅうっと締め付けられる。
「崇志さん……の、食べても良い?」
そう聞くのすら恥ずかしいのに、言わずにいられない。
熱い息を漏らしながら紗良は伏し目がちに彼に問う。
その途端に手の中のそれが急に質量を増す。
「紗良……」
彼のキスにも熱が籠る。
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