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溺れる金魚
第26章  躾……1  おねだり
思いが通じ合ってからというもの、今までの時間を埋めるように佐野は彼女を求め貪っていた。


さすがにあれだけ毎晩激しく彼女を抱けば彼女の膣も佐野の卑猥な棒の形を覚えるのだろう。

多少キツさも残るが丁度良く収まる。


全てを彼女の中に埋め込み、それに意識を集中させてぴくぴくと動かせば彼女から絞り出された声が漏れた。


ゆっくりと腰を引いては勢いよく突く。

その度に紗良のよがる声が恥じらいもなく放たれる。



その声に応えるように佐野の突きは一層激しさを増す。



互いの肉がぶつかる乾いた音。

佐野の粗い吐息と紗良の絶え間無い喘ぎ声。




もうそこにはそれしか存在しなかった。
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