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溺れる金魚
第33章  ホワイトクリスマス
……奥様?


……。

……。


……紗良!?



途端に笑みが漏れる。


だから、彼女はあんなにさばさばしていたのか?



とんだサプライズだ。



佐野の手が口元を覆って隠しはしたが、目も頬も緩みっぱなしになってしまう。

「ごゆっくりどうぞ」


フロントの若い女性にまでその笑みが感染する。



微笑む彼女に、佐野は片手を小さく上げて礼を告げると急くようにエレベーターホールへと向かった。



駄目だ。

どうしても顔がにやける。



先程フロントで聞いた部屋番号の前に立つ。



ドアの横にあるチャイムを押すとパタパタと聞き慣れた音が近付いてきた。
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