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溺れる金魚
第34章 エピローグ
甘い朝を今朝も迎えた。
先に目覚めていた佐野が、紗良の寝顔に指を這わす。
その、締まりのないにやついた口元で横たわる紗良の乳房を我が物のように弄ぶ。
一瞬、紗良の顔が歪みまた幸せそうに頬が緩む。
やがて薄目を開き、彼に微笑みかけた。
「おはよう。漸く目覚めたかい?」
「ん……」
まだ、覚醒しきれていない意識の中で紗良の腕が佐野の首に巻き付いていく。
まだ二人の甘い朝は始まったばかり。
カーテンの隙間から、晴天が見て取れる。
中には既に働いている人もいるであろう。
それなのに、二人は裸の体を味わうように互いをまさぐる。
「おはよう、紗良……」
「おはよう……ございます。もう朝なんですね……さっき、漸く眠ったばかりなのに……」
眠い目を擦る紗良。
先に目覚めていた佐野が、紗良の寝顔に指を這わす。
その、締まりのないにやついた口元で横たわる紗良の乳房を我が物のように弄ぶ。
一瞬、紗良の顔が歪みまた幸せそうに頬が緩む。
やがて薄目を開き、彼に微笑みかけた。
「おはよう。漸く目覚めたかい?」
「ん……」
まだ、覚醒しきれていない意識の中で紗良の腕が佐野の首に巻き付いていく。
まだ二人の甘い朝は始まったばかり。
カーテンの隙間から、晴天が見て取れる。
中には既に働いている人もいるであろう。
それなのに、二人は裸の体を味わうように互いをまさぐる。
「おはよう、紗良……」
「おはよう……ございます。もう朝なんですね……さっき、漸く眠ったばかりなのに……」
眠い目を擦る紗良。