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**情画**
第1章 再開

「お父様、肝心な部分が着物で隠れてるじゃないの…」

「沙絵、焦らしたり焦らされたり…
sexには細やかなシチュエーションが大事なんだよ。

お前も、相手が見つかったら気をつけるんだね。
裸で飛び付かれたら男は萎えちゃうかもしれないよ。」

「私には、よくわからないわ。」

ワタシを教材にして繰り広げられる父娘の会話が理解出来なかった。

あの絵は、きっと先生と沙絵さんが、最後まで至り、互いに違和感を感じたことを伝えるもの…

そして、先生がそれを伝え、ワタシが来るのを待っていると思った。

そう思ったら何も考えずにインターホンを押していたのだ。

今、何が起きているのだろう。ワタシは理解出来なかった。


「ねぇ、いずみ、貴女の此所は今どうなっているだろう。
僕に教えて?」

先生が絵の百合の花芯を指差した。
そしてくねくねと指を動かし、花びらまで辿る。

その手つきは、まだ触れていないワタシの花弁を掻き分けてナカの渇いた部分を擽る。


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