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Lovers Game 〜光と影〜
第6章 俺…ピエロ
『ほら、乾杯』

『乾杯〜♪…って蓮兄ちゃん
なによこの店(笑)政治家でも来るの?』


『うるせぇよ田舎モンが(笑)好きなもん食え』


久々に会ったんだ、ちょっとイイもん食わせてやろうと思っただけだっての



『ぷっ、自分だって【田舎の血】混ざってるじゃん!』



『あ〜…そだな、俺【ハーフ】だな、(笑)』



『あはははっ!私は【サラブレッド】だけどね♪』



『はははは、〜しかしイッチョマエになったなお前』



『お互い様でしょ(笑)
ウチの身内では蓮兄ちゃんが一番出世頭な気するけどね
起業したって言うけど、蓮兄ちゃんが〜?って
もっといかがわしい仕事とかかと思ってた〜(笑)』



『おめーなぁ(苦笑)』




『ふふふ♪…安心しただけだよ
なんか…あっと言う間に年月過ぎるなぁって…
〃伯父さん〃の事も…さ、、』



『・・・』



『私も、うちのパパもママも蓮兄ちゃんのこと心配してたけど…思ったよりマトモに生きてるみたいで安心したよ』



凪砂は少し切なそうな笑みを浮かべてステーキを頬張る



『お前に心配される程、落ちぶれてねぇよ(笑)』


お前の方が…若い時から親元離れて生活してるんだろうから、たまには気にかけてやる身内がいた方が良いかなくらいに思ってんのによ


『てか凪砂お前いくつなったっけ?』


ムダに〃色々と〃成長しやがってな


『25〜』


『そりゃ(※色々と)デカくなるわけだな(笑)』


うちの太牙…~と、、アイツと同じくらいか


上京して都会の生活に慣れた日々なら
こんな風にテキトーに華やかに垢抜けて
それこそOLなんかしてたらこんな感じだよな

テキトーに今風の若い子って感じの従姉妹の姿見て
俺の脳裏には何かが過る
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