この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Lovers Game 〜光と影〜
第6章 俺…ピエロ
『ぁ…あたし・・・ちょっと外見てくるね』

廉は結局一度も俺と目を合わさず、(バレてんのに)バレないように目をゴシゴシ拭ってオフィスから出てった

ま、いーけどな。晴人の元には煌牙達が確実に向かってるし、好きにさせとけ


…なんて思ったのに?

・・・戻って来ねーわクソ女。


RRRR


そうこうしてるうちに煌牙から連絡が入ったのにさ


『目標確保?〜♪オシ、お疲れ!おぅ、全員撤収な♪』



待ちに待った知らせのはずなのに
あの女なにしてやがる?

俺はオフィス出て外を見に行ったが、、


何してるかと思えば
廉は非常階段に…隠れてやがった

手に持ってるのは…写真?

お守りみたいな形に収まった…両親らしき写真



『うっ、ううっ・・・あと何回こんな事があるの?
お父さん、お母さん私もう無理…疲れた。
私も連れてって・・・お願い』



モノを言わない、死んだ親の写真に
俺に言わせれば紙切れに向かって泣きじゃくってる女

俺には全く共感出来ない…むしろ異常行動
ってのが本音だった



『・・・バカはお前だ…バカ女が』


『・・・?!』



やっと俺に気づいた廉が慌てて涙を拭って顔を反らす



『っ…。・・・あんたになんか死んでも
生まれ直したってわかんない・・』



『ほぉ…別にわかりたくもねぇけどな。

どんな理由でも・・少なくとも

❝自分から逝きたい❞なんて…娘に思わせるような❝親の幻影❞なんか邪魔なだけだ』



『・・・』
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ