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Lovers Game 〜光と影〜
第6章 俺…ピエロ
『晴人・・・大丈夫?』

『ぁ・・・』



『起きれる?…』


『はなせよ‥‥見っともないだろ・・・』


気が付いたは良いが懲りずに晴人は廉を払いのける

まぁ、、【振り上げた拳が下ろせない】ような

そんなガキなりの気持でいるのはわからないでもないが


『お前…明日ソイツ(姉)に死なれてもなんの悔いもない自信があるなら、その態度で居続けろ?』

『・・・は?』


俺はワンチャン?…なんて
追い討ちかけてやるけど、、?懲りないらしいからさ




なら血の気の多いガキには



『・・・~フゥ』


わかりやすい教育も…必要だ



ゴッ・・・


『ぃ…っデ・・・?!』


その無防備、呑気な頭にゲンコツを振り降ろす。


振り向きざま、そのまま胸ぐら掴んで


ゴッ・・・ガっ…


クソガキの頬をぶん殴る



『ちょっと…!!』


弟に見せた事ないとやらの涙を
ギリギリ堪えて廉は俺に掴みかかる



煌『おい…蓮・・・?!』


高校生のガキぶん殴るのは流石にマズイ?
や、煌牙…わかってるっしょそれ俺も



『やめて!…っ〜やめなさいよ、この‥バカっ!!』


あー、うるせ。まだ体力残ってたかこの女
で、ついでにこっち(姉)も…

こっち、は…指先に綿密に力入れて…精一杯のコントロール…

手首スナップ効かせて、程よく音が響くように



ペチン・・・



廉の頬を引っ叩いて振り払うと


ビクッと怯んだ廉の肩をそのまま掴んで
軽く反動つけて揺らしてから小突いて床にこかす


『っ・・・…っ…ぁ』


あ、もちろん…それっぽく見えやすいようにな




『…姉ちゃんっ・・・?!

~…おい!!なにすんだよ?!テメェ・・・!!』



床に転ばされた姉貴を見て
やっとハッとして振り返るガキ・・・遅せぇよ

やっと正気になったような目して
怒り込めた顔して、俺の胸倉を掴み返してくる晴人



『…できるじゃねーかクソガキ』
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