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Lovers Game 〜光と影〜
第6章 俺…ピエロ

煌牙はそのまま太牙に目配せ、無言の指示
『ちょ…っと・・?』
太牙が廉の両手首をガッチリ押さえて…退室
太『いいから…出て』
『はな…し‥て・・・っ』
太『・・・』
グググ…っ…
太牙が逃れようとする廉の両手に更に力を込めて
さっさとエレベーターまで引きずる
太『意味・・・わかる?』
『だから…意味不明…だってば普通』
太『言葉足らずで、非常識だけど…
蓮の言いたい事は…❝こういう事❞』
『言葉足らずなら…あんたも大概だけど…』
太『…ハァ…。良い悪いは置いといて・・・
あんたの弟…殴った姿と力は本来の…〃本気の姿〃
…あんたを引っ叩いたのは…選んで〃加減した姿〃』
『・・・』
グググ…っ
太牙が再度手首に力を込めて廉を凝視
太『もしも〃こうなった〃ら…
それが‥制御不能の野蛮な輩だとしても
あんたの血を分けた肉親だとしても・・・
あんたじゃ抗っても止められないんだから
なりふり構わず抗うより、やり方を考えろ…って意味。
それから弟は…そういう世の中見て少しは大人になれ、って意味。・・・わかる?』
『…』 コクリ・・・
廉は有無言わされずって風に頷いた
太『とりあえず…うちの寮…か、事務所』
『ぇ…』
太『龍牙も言ってたでしょ。どっちも気が立ってカッカしてんだから…少し落ち着くまで離れてたら?』
『・・・』
太『蓮なら、さすがに今日は帰って来ないよ。
てか煌牙に…〃子守り〃されて帰って来れないだろうから
・・・だから、とりあえず…休んだら?』
『・・・ぅん…』
太『姉弟・・・どっちの気持ちも間違えではないよ』
『ちょ…っと・・?』
太牙が廉の両手首をガッチリ押さえて…退室
太『いいから…出て』
『はな…し‥て・・・っ』
太『・・・』
グググ…っ…
太牙が逃れようとする廉の両手に更に力を込めて
さっさとエレベーターまで引きずる
太『意味・・・わかる?』
『だから…意味不明…だってば普通』
太『言葉足らずで、非常識だけど…
蓮の言いたい事は…❝こういう事❞』
『言葉足らずなら…あんたも大概だけど…』
太『…ハァ…。良い悪いは置いといて・・・
あんたの弟…殴った姿と力は本来の…〃本気の姿〃
…あんたを引っ叩いたのは…選んで〃加減した姿〃』
『・・・』
グググ…っ
太牙が再度手首に力を込めて廉を凝視
太『もしも〃こうなった〃ら…
それが‥制御不能の野蛮な輩だとしても
あんたの血を分けた肉親だとしても・・・
あんたじゃ抗っても止められないんだから
なりふり構わず抗うより、やり方を考えろ…って意味。
それから弟は…そういう世の中見て少しは大人になれ、って意味。・・・わかる?』
『…』 コクリ・・・
廉は有無言わされずって風に頷いた
太『とりあえず…うちの寮…か、事務所』
『ぇ…』
太『龍牙も言ってたでしょ。どっちも気が立ってカッカしてんだから…少し落ち着くまで離れてたら?』
『・・・』
太『蓮なら、さすがに今日は帰って来ないよ。
てか煌牙に…〃子守り〃されて帰って来れないだろうから
・・・だから、とりあえず…休んだら?』
『・・・ぅん…』
太『姉弟・・・どっちの気持ちも間違えではないよ』

