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Lovers Game 〜光と影〜
第2章 バカ男 クソ女

ニッコリ・・・ニコニコ



『レンさんお願いします♪』



俺は翌週、性懲りもなく来店・ご指名入れてやった。




ストーカー?
いやいや、そういう展開じゃないでしょ確実に


サイコパス?
おいおい、、そういうカテゴリは違うんじゃ?
嫌いじゃないけどね♪変わり者ポジション



ま、面白がって
悪い遊び楽しんでた、くらいが妥当じゃない?

なんで?違法性ゼロでしょ?

ハハハハハ(笑)



『本日少々お待ち頂きますが…』

黒服の言葉に、はて?と首を傾げつつも待つこと数分
(彼女の需要のなさを決めつけすぎ?)

俺はトイレ行くフリして他の客席をチラリと見渡す



と・・・



いるじゃないか。・・・それはそうか。


そうとして・・・




ほ・・・ぉう~???



他席で客につく姿を横目に色々と違和感

40…前後の普通の会社員風の客


(そんなにガヤガヤとやかましい店ではないから)
近くを通れば話し声も聞こえたり



『今月、誕生日だったでしょ?』

『ぁ…そんな、お気を遣わないでください』


客の男がそっと控えめにプレゼントをレンに渡してる。


『いつも頑張ってるからね、ほんの気持ち』

『すみません。ありがとうございます』




へ・・ぇ~?




違和感?

だってなんかさ

普通に喋ってるし?なんか照れくさそうに笑ってるし?



ほぉ~?

あんなザル女に、いっちょ前に❝客❞がいたことに
ちょっとキョトンな俺だった。
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