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Lovers Game 〜光と影〜
第9章 悪魔の心
ぎゅぅ・・・


立ったまま・・・どれぐらいそうしてたかな


廉を抱えて、頭を何度も撫でる



『・・・~なんで、、あんたが謝るの?』


『・・・っ…』




ポン・・・ポン・・



『ん・・・苦しい、、はなして?』


『・・・』




『大丈夫だよ…あたしどこもケガもしてない・・』


つい、頭撫でる手が止まらない俺に廉はそう言った



・・・世間一般的に、お前のその出で立ちは
怪我してるっていうんだよ・・・バカ



無傷で・・・連れては帰れなかった



『・・・っ・・。・・・寝るぞ』


『・・・うん・・・』



俺は半ば無理矢理に
廉をベットに連れて行って寝かせた



どこか控えめに端で丸まって横になる廉に


『・・・』

俺は腕を伸ばして廉の頭をのせて腕枕した




だってさ・・・廉


背向けてるくせして、さり気に片手が
俺の服の裾掴んで腕、変な方向、向いてんだもん


『・・・こっち向いて・・普通に、寝ろ』


『・・・ん』


結局、俺がそのまま体傾けて
廉を腕に抱えて寝る羽目になった

少し感じる廉の体の震えは・・・気づかないふりして
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