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Lovers Game 〜光と影〜
第11章 人間くさい生き方
『ォス…廉ちゃん♪起きてたの?』


『こ・・・煌牙・・・?』



昼過ぎに事務所を訪れた煌牙に
廉は再び目をパチクリ



『ぁ、、、あのさ・・・煌牙』


『うん~?♪』



『忙しいでしょ・・・あんたも、、、なのに』




『俺?…基本的に外出ると好きにしてるからね
近くに来たから寄ってみただけ♪

ごめんね、アポなしで
具合どう?
ほら♪廉ちゃん、ケーキ食べる?(笑)』



『平気・・・。…ぅ、うん…ありがと』



廉は促されて、ティーカップが湯気を立てるテーブル席に着いた



『ぁ、あのさ・・煌牙…?』


『うん〜?』



『ぁ、、ううん。なんでもない』




『どした?具合悪い?…遠慮しないで言ってね』




『アイツ・・・・なんで、、かな、、その…』



廉は言葉を探しながら目を右往左往させて
気まずそうに煌牙に問おうとしていた



『・・・』



『ゃ、、ゴメン。なんでもない』



『さぁ♪…庇護欲に駆られて
ストーキングしてたんじゃないの?あのバカ(笑)』



『ぃ…???』



廉の手元が滑ってフォークから苺が転げた




『さすがに冗談♪…野生の勘…じゃないかな?』




『え・・・』



『蓮なんかほっといて♪のびのびしたらいいんだよ
も〜、どうしようもないからアイツは(笑)』




『ふ・・・・ふふっ、、何それ』


思わず廉の頬が緩んだ



『煌牙…が、、一番…皆を上手く動かす潤滑剤っていうか…いつも・・・』



『お?♪・・・・うん、うん
(どうした急に、この女(笑))』




『煌牙は…一番、安心をくれる気がする』




『え〜照れちゃうじゃん♪どしたよ廉ちゃん
(中々良い目を持ってるじゃんか(笑))』






『けど、、、だから…一番、話しやすくて

一番・・・・こわい、、、かも』





『マジ?(苦笑)いや、ショックだなぁ
(ホント良い目を持ってるじゃんかこの女(笑))』
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