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Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
『・・・ふふ、、、眩しいぜ廉?』



俺は振り向いて

周りの目も気にせず泣きじゃくってた廉を抱き寄せた







『お前こそ・・・・・眩しいぜ♪』




『ぇ・・・』





『お前の・・・体当たり過ぎる生きざまは』




澱んだ感情や、見たくない現実に

目も耳も塞ぎたくなる時

諸刃の剣のようで、それでも確かに直撃してくる

そんなコイツの・・・生き様は

いつでも稲妻のように脳天に響いて

寝ぼけ眼を叩き起こすように、いつでも…眩しかった





『廉・・・』



『・・・・っ』



俺は・・・俺こそが人目も憚らず

飛び込んで来た彼女にキスを落としてた



だって・・・・こんな泣きわめく女

黙らせるしかねぇだろうが?



『バカ・・・』


『お互いにな・・・』



鼻をこすり合わせながら一息つく時




どん・・・っ



廉は俺を両手で突き飛ばした




『・・・おい(苦笑)』




『グス・・・あぁ、もう、、どこへでも行きなよ』




『廉・・・』




『好きなように飛んでって、気まぐれにぶつかって

照れくさくなったら・・・ぶっきらぼうに放り投げて

そんな・・・不器用で、それでも正直な・・・

そんなあんたで居てくれる方が

あたしは・・・あたしらしく居られるから』




『・・・っ』




『好きに生きなよ・・・あんたの人生

あんたのゲームの主導権はあんたにあるでしょ♪』





廉は両手で俺の背を押して、搭乗口の方に送り出す

赤くなった目のままで・・・うんと微笑んで
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